代表取締役 市川雅史様のお話

私の今の大きな目標は、3 人いる娘たちに、よりよい形で店を継いでもらうことです。週休2日にしたのも、娘たちが店を継ぐ意思を示してくれたのがきっかけでした。
またその具体的な取り組みとして、ちょうどこの秋から手打ち式製麺機を新たに導入したところです。そばの品質をさらに向上すると同時に、女性でも製麺作業がしやすい体制にするために導入しました 。これまでもロール製麺機の使い方を独自に工夫してそばの品質向上に努めてきましたが、女性には負担が大きいやり方だったこともあり、手打ち式製麺機に切り換えたのです。まだ導入したばかりですが、そばの品質も確実に向上しており、とてもやりがいのあるチャレンジになっています。
気がつけば、店を継いで40年近くが経ちましたが、まだまだやれること、やりたいことはたくさんあります。１００年続く店にするために、これからも挑戦する姿勢を大切にしていきたいと思います。
 

旭屋出版ＭＯＯＫ そば・うどん店繁盛BOOK 第19集

「小規模で強い そば・うどん店をつくる」より一部転載